温かくなったけどまだ冷える方へ
満開だった桜も別れを告げはじめ、だんだんと熱くなってきましたね。
ですが冬の寒い時でなくても、「冷え性で手足が冷えるので靴下を重ね履きしています」などの声をお伺いする事があります。
皆様はいかがですか?実はわたしも冷え性なんです・・・
そんな冷え性ですが一言に「冷え性」と言っても
・全身が冷えるタイプ
・手足など末端が冷えるタイプ
・下半身のみ冷え性タイプ
・お腹だけ冷えるタイプ
など色々なタイプの方がいらっしゃいます。
冷える原因も様々です。
まずは私たち「ヒト」の特徴から!
私たちは、気温が変化しても体温をほぼ一定に保とうとする「恒温動物」で、汗をかいたり、血液の流れを調節したりして体温を一定に保っています。
ではなぜ冷えるのか!?
次に血液の働きを見てみましょう。
酸素や二酸化炭素を身体中に運んでくれているのは漫画「はたらく細胞」でご存知の方もいらっしゃると思います(^^)
血液は酸素と一緒に栄養やホルモンに免疫力、熱なども運んでくれているんです!
血液が熱を運んでくれているおかげで体温を一定に保つ事が出来ています!
そしてこの血液(赤血球)の主な成分は「鉄とタンパク質!」
私たちの身体の中で休まずずっと働き続けてくれている愛おしい血液が何らかの原因で足りない・巡らないと冷えや貧血にも繋がります。
以下のことに思い当たる事はありませんか?
・ストレスが多い
・締め付けの強い下着、服などを使用している
・血液を作る材料不足
→ダイエットでタンパク質(肉)を控えている
→鉄分を取れていない
・血液を作る工場的役割りの骨髄に問題がある
→ビタミンB12、葉酸を取れていない
・血液(赤血球)の寿命は120日と言われて
いますが、工場の過剰労働など何らかの理由に
より早く血液を破壊してしまう
・ケガやガンなど、どこかから出血している
など
東洋医学的アプローチとしては
内臓を元気にし、工場で血液を作り
全身に巡らせる力を養っていきます。
ご自身の身体を作っているのは
食べている物でもありますので
食事から一緒に見直しましょう(^^)
鍼灸治療を重ねるにつれて
身体がポカポカ温かくなるのを
感じて頂けると思います。
冷え性で悩まれている方は
ぜひ一度、鍼灸治療を受けてみて下さい(^^)